目標設定
最近は目標設定が低すぎる。目標設定を高くしないと現状維持もできずに下降する。そういう気質。
見極め
一緒に仕事ができる人とできない人との見極めを直感的にするのか何度かあってからするのかは問題だがいずれにせよできるだけ早くした方がよい。直感的に無理な気がしても誘われるとほいほい行ってしまう。しかし積極的にやりたいと思っていないから仕事を取りにいこうともしない。そういう相手に限って他人の仕事に対するリスペクトを持たずに安く使おうとする。結果的に安くするのは構わないし私に任せたいと思ってくれるのであれば安く設定してでも頑張ろうと思うのだけれどまずボランティア的に働かせようという期待を込めつつそういう話を振られてもやる気がせず高く吹っかける。相手が自分をリスペクトする気もなく自分も熱意が湧かないならお互いに不毛だから無駄な時間を使わないように見極めは早くしっかりと冷たく。
記事:シャープ、中小型液晶に1400億円投資 主力行の支援内定
シャープ、中小型液晶に1400億円投資 主力行の支援内定:日本経済新聞 http://s.nikkei.com/1OLGVIm
経営危機のシャープ。資金繰りは大変そう。液晶事業は黒字だけれど競争環境は厳しくてスマホなどの小さい液晶で頑張ろうとしている。もちろんスマホや小型デバイス向け液晶の需要は増えると思うが中国・台湾などの追い上げもあって価格競争も激しくレッドオーシャンっぽい。営業や技術力ではどうにもならない気もする。それでも現状液晶事業はシャープの売上げ全体の3分の1くらいだが利益は出ていて赤字の家電事業を支えている。投資に見合う利益を出せず液晶がこけてしまえばいよいよ厳しい。リソースをつぎ込みたい新しい分野を見つけたいけれどもそれが見つからなかったのだろうか。もはや液晶でシャープが勝つイメージが浮かばないのだが。この1,2年が正念場という感じは非常にする。
TPP
TPPの理論的背景は比較優位論。自由貿易をすればそれぞれの国が比較優位分野に集中することとなり,全体として生産量が増えて暮らしが豊かになる。しかし淘汰されゆく比較劣位分野で仕事をしている人は自由貿易に反対するのも道理。また相互依存が強くなることに国家としてのリスクもある。つまり農業でいえば,価格的に比較劣位である農業分野を解放すれば外国産に押されて農家は苦しくなるし食料自給率が低くなることが将来国家間で紛争が発生した際に不利に働くことも考えられる。だから反対する人がいるのも道理。自分が優位な分野だけ自由貿易を行って輸出を増やし劣位分野は自由貿易を行わずに済めば理想だけど,それでは交渉は妥結できない。外国産の安い米が売られれば,たぶんそっちを買う人は多いだろう。主婦ではないが主婦感覚では米とじゃがいもと人参と玉ねぎがあれば食事はどうにかなるんじゃないの。